• その後も何度かやり取りして、10月5日。

    「調査したのですが、まだ原因が特定できておりません。
     調査のため、モデムを回収させて頂きたいのですが、いかがでしょうか。」

    「…それで必ず直るんですか?」

    「それはお約束できません。」

    なんだか言い方が強硬な感じだ。
    私はブラックリスト入りしてしまったのだろうか。

    「もう2ヶ月以上苦しみ続けてるんですよ。
     いつまでに直るか、お約束していただけませんか?」

    「それはお約束できません。」

    「じゃあ、どのくらい待ったら、直るか、もう直らないか、判断してもらえますか?」

    「それもお伝えできません。」

    「これまで2ヶ月待って、何も改善してないんですよ。
     いつまで待てばいいのか、約束できなくても、大体の見通しを教えてもらえませんか。
     御社のサービスを解約するかどうか検討したいので。」

    「申し訳ありません。お伝えできません。」

    「じゃあ、例えば、このまま調査をし続けて、私が待ち続けたら、
     1年も2年も、この状態が続く可能性があるんですか?」

    「その可能性はあります。」

    どれだけ待てばいいのだ。

    「…私の時間は無価値ですか?」

    「は?」

    「私はこの問題のために、これまで70時間ぐらい費やしています。
     接続が切れるたびに、LAN側の障害でないか切り分けて、
     確認できたら電話して、
     名前と電話番号と住所を言って、
     コールバックを待って、
     そうやって1回電話するたびに2時間づつぐらいかかってるんです。
     これだけ費やした私の時間に対して、補償はしてくれるんですか?」

    「申し訳ありませんが、それはできません。」

    「それができないのはまあわかりますけど、
     この現状を鑑みてもなお、これから1年も2年もこの状態が続くかもしれないと仰るわけですね?」

    「申し訳ありませんが、お約束はできないんです。」

    「これから1年も2年もこの状態が続いても、何の補償もしてくれないのですか?
     私の労力に対して補償できないのはわかりますが、
     NTT回線に戻すための原状回復費用は出してもらえますよね?」

    「申し訳ありませんが、それもできません。」

    「…次はモデムを回収して調査するとおっしゃいましたが、その後はどんな流れになるのですか?」

    「申し訳ありませんが、お答えできません。」

    「…それならば、モデムの回収には応じられません。
     今後の作業の見通しを書面で下さい。
     申し訳ないですが解約も考えていますので、その書面を見て、
     解約するのか、御社を信じて改善を待つか、決めたいと思います。」

    「申し訳ありませんが、今後の作業についてはお答えできません。」

    「これだけ対応が長期化して、1年も2年も待たなければならないかもしれないと言われたんですから、
     特別な対応をして下さい。
     あなたでは判断できないことなのでしょうから、上の方に掛け合ってください。お願いします。」

    「申し訳ありませんが、今後の作業についてはお答えできないんです。」

    「お願いします。」

    「申し訳ありませんができません。」

    「お願いします。」

    「申し訳ありませんができません。」

    「お願いします。」

    「申し訳ありませんができません。」

    「お願いします。」

    「申し訳ありませんができません。」

    「お願いします。」

    「…上の者も同じ判断になってしまうと思いますが、よろしいですか?」

    「…お願いします。」

    「わかりました。それではまた明日、こちらからお電話いたします。」

    「はい、よろしくお願いします。」

    たぶん、もう劇的な改善は期待できないのだろう。
    そして原状回復費用も出さないという。

    八方塞がり感と悔しさに歯ぎしりしながらその日は寝た。

    翌日。
    ピコーンと思いついた。
    そうだ、消費者庁に相談してみよう。

    調べてみると、電話窓口は各自治体に分散しているらしいので、自宅のある住所の窓口に電話をかけた。

    「はい、消費生活センターです。」

    「もしもし、インターネット回線の障害が全く回復しなくて困り果ててしまって、お電話したのですが・・・。」

    「はあ、どちらの会社のサービスを使っているんですか?」

    「KDDIのauひかりです。」

    「auっていうのは、あの携帯電話のauね?」

    「はい、そうです。auのKDDIがやってる、家のインターネット回線です。」

    「障害っていうのは、どんな状況なんですか?」

    「契約直後から2ヶ月間、毎日のように接続が切れて、
     その度に色々と時間をかけて調べたり手続きしなきゃならないんです。
     契約前に聞いていたのと全然違っていて。。。
     それで何度も対応をお願いしてるんですけど、全く改善しないんです。」

    「なるほど。ちょっとお待ち頂けます?」

    なんかノリが軽い。

    「それじゃあ、こちらの消費生活センターからKDDIさんにお電話して状況を確認してみます。
     一旦電話を切ってお待ち頂けます?」

    「あ、わかりました。じゃ、お願いします。」

    待つこと2時間ほど。

    「もしもし~、消費生活センターですが。」

    「あ、お電話ありがとうございます。」

    「KDDIさんの件ですが、お電話したところ、KDDIさんからそちらへお電話すると言っていました。
     一旦、お電話をお待ちしてみて頂けますか?」

    え、それだけ?何か改善したの?

    「あ、わかりました・・・。」

    すっかり期待をしぼませて、電話を切った。

    その夜。約束通り電話がかかってきた。

    「もしもし、KDDIお客様相談室でございます・・・」

    ん、これまでとなんか違う。
    何かかしこまっているぞ。

    しかし、ここからもまた長かったのだ。

    Posted by サイト主 @ 7:13 PM for 管理人の体験談 |

    2 Comments to "8.二年待て"

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